お題初挑戦です。
【10万円を投資信託に入れて「1年後、2年後、5年後、10年後」の金額はどうなるか】について書いてみます。
皆さんは「投資信託」を活用していますか?
最近、投資に興味を持つ会社員が増えていることもあって、少しずつ資産運用を始める人が多くなっていると思います。
筆者自身も新旧NISA、投資信託、個別株、企業型確定拠出年金(iDeCoのようなもの)を色々と試行錯誤しながらやっています。
今回は、 10万円というお題ということで、具体的な数字を使って、「10万円を投資信託に入れて、年利5%で運用したらどうなるか」計算してみます。
意外にも、少しの利率でも長期的に見ると大きな差が出てくることが分かるかと思います。
※金額に対するインパクトがあまり大きくないことから信託報酬は加味しておりません。商品によって様々ですが0.5〜2.5%ほどかかります。
※また、投資信託を始めれば必ずお金が増えるということではなく、波もあり、また、元本割れするリスクもありますので、あくまで年利5%で運用できたらというシュミレーションとなります。
1. まずは1年後、どれくらい増える?
まず、最も短期間である1年後を見てみましょう。年利5%で運用すると、10万円は1年後にいくらになっているのでしょうか?
計算式は以下です:
105,000円になります。
1年間で5,000円増えたことになります。
いきなり大きな金額ではないですが、貯金するのと比べればかなりお得です。
2. 2年後、運用の効果が少しずつ出てきます
次は、2年後の結果を見てみましょう。
年利5%で2年間運用した場合です。
計算式はこうなります:
結果は110,250円です!
1年目よりも増え幅が大きくなってきました。
2年間で10,250円の増加です。
これが「複利の効果」です。最初に得た利息にもさらに利息がつくので、年を追うごとに増え方が加速します。
3. 5年後、投資の力を実感
次に、5年後の運用結果です。
ここでは投資の効果がしっかりと出てきます。
計算式は:
5年後の結果は 127,628円です。
5年間で27,628円増えたことになります。
年利5%で運用を続けると、短期的にはあまり変化が見えなくても、長期的にはかなりの増加になりますね。
4. 10年後、長期運用の真価を発揮
そして最後に、10年後です。
長期で運用することで、さらに複利効果が膨らみます。
計算式はこちら:
10年後の結果は162,889円。
10年で約6万円も増えるという結果です。
もし、このお金を再投資していけば、さらに増えることが期待できますね。
5. まとめ:投資信託の力
簡単にまとめますと、10万円を年利5%で運用した場合の結果は以下の通りです:
- 1年後:105,000円(5,000円増)
- 2年後:110,250円(10,250円増)
- 5年後:127,628円(27,628円増)
- 10年後:162,889円(62,889円増)
これを見ると、投資信託での運用は時間が経つにつれて効果が大きくなることがわかります。
特に、10年という長期的な視点で見ると、最初の投資額がほぼ倍近くに増えることになります。
今は定期預金の金利も低いため、少々リスクを取って投資信託にお金を回すのは賢い選択かもしれません。最初は少額からでもOK、少しずつ投資信託に挑戦してみてはいかがでしょうか。
積立シュミレーションで、いろんな金額、利率、期間でどう推移していくかが見れますのでご参考まで。
金融庁:つみたてシュミレーター
ちょっと古い話ですが政府が10万円をくれた時がありました(特別定額給付金)。
「基準日(令和2年4月27日)において、住民基本台帳に記録されている」国民が対象でしたので、約5年前。
その時に貰ったお金を運用したまま寝かせていたら、今は果たしていくらになっているでしょうか?